ウチのの制服を来ているから少女だと分かったが、一目見た時に俺は、俺たちは見入ってしまった。

白金色の腰まで伸びた髪。
長いまつげ。
透き通った白い肌。
内側から赤く染まる頬。
細い体に華奢な手足。

少女の白さと美しさを制服の黒色がよりひきたてていて。
小さく呼吸をしている姿から人形では無いことが分かった。

成「…誰かな。」
雅「…誰でしょう…。」
大「…気持ちよさそう。」



30秒ほど固まってしまった。

桜「…と、とにかくそこからだすぞ。

あー、大和行けるか。」
大「……はぁ。」

比較的小柄な大和に頼み、狭い日陰から少女をだす。
光に当たると髪が輝き、反射する。

「…う…ん…」

体を捻ったので起きるかと思ったが起きない。
それに気持ちよさそうに寝ているのでもう少し寝させることになった。

大「…で、なんで俺が膝枕?」

雅「いいじゃないですか。それに大和が嫌がらないなんてすごいですよ。」
成「きっと、本人もなんでかわかってないと思うよ。」

少女は気持ちよさそうに眠っている。
風に揺れる髪の毛はサラサラと流れる。
…美人だ。
それにしても今日は日差しがつえーな…。