微妙な空気の中、授業終わりのチャイムが鳴り響く。

拓「授業は終わりだ。解散!」

色々なことがあって眠いし疲れた私。

『…拓くん。…ちょっと寝てくる。』
拓「來夜んとこにベッドがあるぞ。」
『…あー、行くわ。』

私は拓くんに手を振って成輝と大和の元へ。

成「玲!めっちゃかっこよかったよ!桜哉を抜かすなんて。雷華に入れるのも難しくなってきたな。」

成輝にタオルを手渡され、大和がレモンティーをくれる。

大「顔色…悪いけど。」
『…大丈夫。…ありがと。じゃ、また後で。』

そう言って背を向け歩き出す。


成「…___なのか?」

『…?なんか言った?』

成「__いや…何でもないんだ。」

『ん。』

よく分からないが、とにかく今はどこかで休みたい。

麗華sideend