桜哉side

あいつ、俺らを舐めやがって。
ただ単に気に食わねぇ。
発言を後悔させてやろうと心に決めた俺はヤツの出ていった扉をにらみつけた。

桜「雅、お前はもう1度ハッキングしろ。」

雅「わかってます。ですが先程から…名前しか…。」

はぁ?
雅は世界No.3のハッカー《Tsubaki》だぞ!?
それ以上であるNo.1、No.2が管理しているとかか??
ありえねぇ…いや、もしかしたら。

桜「今はいい。授業行くぞ。」

でも勝負なら負ける気がしない。
ちょうど50メートル走のタイムを記録する日。
これで俺が負かしてやればいいだけだ。
桜哉sideend