いつもの同期での飲み会かなと思ったのに。
『今日は2人で行こう』と彼は言ってくれた。
連れて行ってくれたのは、最近できた洋食屋さん。
ここのオムライスが美味しいと前回の同期会で女子が盛り上がり、まだ行ったことのない私は『行きたいな』と言ったのを思い出し、彼はそれを覚えていたのかな?となんだか嬉しくなった。
噂通りにオムライスは美味しくて、テーブルに並べられた料理を彼とシェアして食べながらいろんな話題で盛り上がった。
『送っていくよ』と言ってくれて肩を並べて歩く帰り道、彼がポツリとつぶやいた。
『俺と...付き合わない?』
耳に届いたその言葉に驚いて『....えっ?』と隣の彼を見上げれば、真っすぐ私に視線を向ける彼から目を逸らせなくなってそのまま私も見つめてしまった。
『小暮のことが好きなんだ。俺のそばにいてくれない?』
ソフトな声でそう言って見つめられると、私は何も反論できなかった。
だってこんなにかっこよくて優しい彼が、私の事を好きと言うなんて。
まさか告白されるなんて思ってもいなかったから、只々驚いた顔しかできなくて。
そんな私に彼は困り顔で『だめ?』と聞いてきたので、私は激しく首を横に振って意思表示をした。
するとギュッと抱きしめられて、彼の胸に密着した。
何が起こったか理解した私は、真っ赤になって固まった。
そんな私の耳に彼のため息と『よかった』という言葉が聞こえて、これが彼の真実の気持ちなんだと私の心に落ちてきた。
『今日は2人で行こう』と彼は言ってくれた。
連れて行ってくれたのは、最近できた洋食屋さん。
ここのオムライスが美味しいと前回の同期会で女子が盛り上がり、まだ行ったことのない私は『行きたいな』と言ったのを思い出し、彼はそれを覚えていたのかな?となんだか嬉しくなった。
噂通りにオムライスは美味しくて、テーブルに並べられた料理を彼とシェアして食べながらいろんな話題で盛り上がった。
『送っていくよ』と言ってくれて肩を並べて歩く帰り道、彼がポツリとつぶやいた。
『俺と...付き合わない?』
耳に届いたその言葉に驚いて『....えっ?』と隣の彼を見上げれば、真っすぐ私に視線を向ける彼から目を逸らせなくなってそのまま私も見つめてしまった。
『小暮のことが好きなんだ。俺のそばにいてくれない?』
ソフトな声でそう言って見つめられると、私は何も反論できなかった。
だってこんなにかっこよくて優しい彼が、私の事を好きと言うなんて。
まさか告白されるなんて思ってもいなかったから、只々驚いた顔しかできなくて。
そんな私に彼は困り顔で『だめ?』と聞いてきたので、私は激しく首を横に振って意思表示をした。
するとギュッと抱きしめられて、彼の胸に密着した。
何が起こったか理解した私は、真っ赤になって固まった。
そんな私の耳に彼のため息と『よかった』という言葉が聞こえて、これが彼の真実の気持ちなんだと私の心に落ちてきた。