リリアは少し考えてから言った。 別に毎日に飽きたわけではないけど、たまには遊びたいし…。 「私は、はっきり言ってあなたが信じられないわ。だから、少し遊びましょう。」 飽きたら捨てればいいだけのことなのだから。 「もしあなたが私をオトすことに成功したら、付き合ってあげるわ。期限は……そうね、メルスィアのときまでよ。」 「いいですよ、お姫様。」 レオンはリリアの顔から手を離した。