あっという間に教室に着いた

教室に着いたとたん

ガラガラガラ・・・

「愛菜!おはよう!」

「うわっ!星蘭!って毎朝抱きつかないの!!」

「ごめん、愛菜を見ると体が勝手に動いちゃうの」

毎朝恒例の星蘭の抱きつきあいさつに困っていると

「枝野さんまじで如月さんのこと大好きだよね」

「2人とも美人だしある意味お似合いだよね」

とクラスのみんなが話し始める

「私が美人なわけないよ!たしかに星蘭はめっちゃ美人だけど」

「そうかな?如月さんもとっても美人だと思うけどな」

日高君も話に入ってきてそう言う

「ほらほら日高君もそう言ってるじゃん」

「え?もしかして2人つき合ってるの?」

クラスのみんながキャーキャーしてる

日高君は必死に否定していた

私たちのクラスはみんな仲がよく、毎朝みんなでお互いをいじりあったりしている

「あ、愛菜照れてる!日高に美人って言われて嬉しいんでしょ」

星蘭が小声でからかう

「ち、違うよ!」

私は全力で否定したけどやっぱり嬉しかった