「私も同じ6組だよ。今年一年よろしくね」


『うそっ!美紗も同じ組なの?嬉しい~』

今度は3人で手を繋いでよろこんだ。

そのまま教室まで手を繋いでいった


教室に入って行くと黒板に席順が書いてあった


「これって出席番号順だよね。私と凜はナナメ同士だけど美紗は離れちゃったね」


「ショック~。授業中話せないじゃん。せっかく同じ組になったのに」


美紗は悲しそうな顔をした

『大丈夫だって。休み時間とか話せるし、同じ組なんだからいつでも一緒にいられるよ』


美紗は少しあかるくなった

「そ~だよね。授業中だけだもんね。あっチャイムがなるから席にいくね」


そういって少し遠い自分の席に帰って行った