あまりに可愛い寝顔だったので見入ってしまった


結構長い時間ジーッとみていたら男の子がゆっくり目をあけあくびをした


「あんた誰?」

にらむように私にきいてきた

『えっ…わたしは橋本凛。貴方の名前は?』


「俺か?俺の名前は鈴木奏太。ていうかあんたなんで俺の顔みてたわけ?まぁ理由は大体わかるけどな。どうせ俺に見惚れてたんだろ。可愛い子だなとか思って」


『そんな訳ないし。』

私は図星だったため戸惑いながら言い返した

「目が泳いでるし。お前分かりやすいな。あっ、もうこんな時間か。俺行くな。じゃあな、凛」

私は涼が見えなくなるまでその姿を目でおっていた。

『あぁ!ヤバい入学式が終わる』

私は急いで走った