俺と志織ちゃんは二人で雪だるまを作った。


手で作れるほどの雪玉を作って、転がしていく。小さかった雪玉は周りの雪と合体して一回りも二回りも大きくなっていく。




雪玉が大きくなり一人では重すぎて転がせなくなったら、二人で一緒に転がした。





雪玉を転がすことが楽しくてただひたすら転がしていったら同じサイズの雪玉が二つできあがった。



けど、そんなことは気にせずに一つの雪玉をもう一つの雪玉の上に乗せた。



子ども二人だったから雪玉を乗せるのに苦労したけど、なんとか二人だけで雪だるまを完成させた。




頭と体の大きさが同じ雪だるまができあがった。