そんで、文頭に戻る



ナナの部屋にノックをして入り、ナナに声をかけると、ガラガラの声で返ってきた


…起きてたのか






にしても、やばい。

ただナナを心配して来たけど、今は半分俺の心配してる…



だってさ、いつもツンツンしてて、さっきまでメールでも【来なくていい】とか言ってたナナが、

顔を真っ赤にして、涙目で俺を見上げてる



まあ熱のせいなんだけど、