その晩、先生からメールが来た。
――――――――――――
Date: 201x 12/1x 20:18
From: Subaru Hatsuhara
〈xxx_pleiadesxx1212@……〉
Sub:(non title)
――――――――――――
試験お疲れ様。
明日の放課後、準備室来れる?
-END-
――――――――――――
短いメール。
でも。
(やっぱ先生も私に逢いたいと思ってくれてるのかな?)
なんて。
自意識過剰?
そして翌日の放課後、一番星が空に上がる頃、私は英語準備室を訪ねた。
いつもの廊下を進むのももどかしく、気付くとどんどん早足になっていて、足が縺れるようにしてドアの前に辿り着く。
(もー!先生に逢うのに…
顔がにやにやしちゃうよーっ!)
両の頬を掌で包み、(落ち着け私!)と心で言い聞かせ、高鳴る胸を抑えてノックする。
がらがらと引き戸を開け、
「し、失礼します!」
発した声は上擦ってしまう。
(うゎ…やだもう私ってば恥ずかし過ぎ…)
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Date: 201x 12/1x 20:18
From: Subaru Hatsuhara
〈xxx_pleiadesxx1212@……〉
Sub:(non title)
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試験お疲れ様。
明日の放課後、準備室来れる?
-END-
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短いメール。
でも。
(やっぱ先生も私に逢いたいと思ってくれてるのかな?)
なんて。
自意識過剰?
そして翌日の放課後、一番星が空に上がる頃、私は英語準備室を訪ねた。
いつもの廊下を進むのももどかしく、気付くとどんどん早足になっていて、足が縺れるようにしてドアの前に辿り着く。
(もー!先生に逢うのに…
顔がにやにやしちゃうよーっ!)
両の頬を掌で包み、(落ち着け私!)と心で言い聞かせ、高鳴る胸を抑えてノックする。
がらがらと引き戸を開け、
「し、失礼します!」
発した声は上擦ってしまう。
(うゎ…やだもう私ってば恥ずかし過ぎ…)