空said

僕は少し前に起きて懐かしい総長室を見ていた......

ここは案外広くてピアノも置いてある

悠が好きだったし僕が来ていたからだな......

僕は椅子に座り昔作った曲を弾いていた

すると後ろから肩を叩かれビックリして立ち上がった

柊「ごめんな......俺のせいでお前が倒れて」

『別に......お前のせいじゃないただ光に当たりすぎたからそれにお前女嫌いだろ?もうみんなのところ行け』

柊「その事なんだが俺の過去聞いてくれるか?頼む......お前には話せるかもしれない」

『どうぞ......』

柊「俺さ昔捨てられてからさ今の親に拾われたんだよ今の親は優しい人達で好きだけど昔お母さん達に(お前なんかを好き火なる奴はいない)って何回も言われててさ、学校でも俺のことを好きな女子が他の女子を虐めて自殺してる事もあるだ......それで女嫌いだし、不安なんだよ今の親は俺のことをどう思ってるかって......」

『女嫌いは今から頑張って治していけばいいでも焦らずゆっくりやってみろ......それと親のことだよな?今から行くぞ』

柊「今から?どこにだ」

『お前の親の所だ......待ってろ』

プルルルルプルルルル

弓「どうしましたか?」

『由美のところに行くワンピースを星龍まで届けてくれ』

弓「分かりました車は?」

『行きだけ頼む、帰りは大丈夫だ』

弓「五分で行きます」

ピッ

『もうちょっと待っとけな』

コンコン

『はい?』

弓「私です」

『あぁありがと......』

弓「ヒールと指輪、ピアスもありますので」

『ありがと』

それから急いで着替えた......

ガチャ

悠「どこ行くんだ?お前」

『デート......』

奏「デート!?」

『行くぞ急げ......うるさい』

奏「おい!どういうことだ!柊!」

僕は奏の声を無視して車に乗った

それから五分ぐらいでついた

柊「おいどうするんだよ」

『忘れたか?僕は世界No.1の財閥だぞ?』

女「これは!空様旦那様にお話ですか?」

『あぁ由美もいるか?』

女「はい書斎にいます」

『分かった柊案内しろ』

柊「分かった」

コツコツコツ

『由美僕だがいるか?』

由「空ちゃん!どうしたの?柊!」

冬「柊が何かしたのか!?」

『落ち着け冬馬ちょっとこいつの過去を聞いてなお前達が柊をどう思ってるのかと思って』

柊「俺は親に捨てられて母さん達のところにきたでも俺のことを本当に愛してるのか不安なんだよ」

由「柊......私たちが跡取りのためにあなを拾った訳じゃないのよ?あなとならこの家が楽しくなりそうだと思って拾ったの......あなたのことは心から愛してるわよ」

冬「そうだぞ血は繋がってなくても家族なんだ心から愛してるぞ」

柊「父さん......母さん」

そう言って二人に抱きついて泣いていた

『じゃあ僕帰るよ』

柊「待て迎えないだろ?送る......」

『あぁ』

僕達は外にでて歩いていた

柊「ありがとな......」

『別に......でもあと一つその性格と口調治しな素じゃないだろ?』

柊「!?そこまで見抜いてたとはね......驚いたよ」

『昔の僕にそっくりだからね......そっちには友達がいるけど』

柊「じゃあ僕空の最初の友達になっていい?」

『友達......いいよ心を開けたって証にでも他の奴らには言うなよ』


柊「言わないよ!じゃないと僕が殺されちゃうよ......」

『どうする?倉庫に戻る?夜までどっかで遊ぶ?』

柊「夜まで遊ぼ!海に行きたい!行かない?」

『ここから近いとこだし行くか』

それから少し歩いて海に来た......月が光っていて綺麗だな......

柊「思ったんだけど空は顔出していいの?」

『あぁ......1年の時にな1回教室でフードが取れてなみんなに見られたんだけど殺し屋ってことを知ってるのに今までみたいに接してくれたんだでも危険が及んだら危ないと思ったし、光が苦手だからフードを被ってたんだ』

柊「でも僕は綺麗だと思うよ......僕は好きだな」

『僕も......』

ブンブーン!

仁「柊!ここにいたのか!」

楓「探したぞ」

桜「空ちゃん!」

咲「柊......」

柊「やっほ〜!」

仁「!?お前......話したのか......」

楓「しかも......」

桜「素になってるし」

咲「......」

『で?何しに来たんだ?』

桜「空ちゃんたちを探しに来たんだよ!」

『僕......お腹空いた』

柊「じゃあさ!ご飯食べに行こ!空が食べたことのないものを食べさせてやれって悠さん達言ってたでしょ!」

『......?』

桜「どうする?空ちゃんバイク乗る?」

『うん僕桜さんの使っていい?』

桜「うん!いいよ私咲のに乗るから柊は?」

柊「空一緒に乗っていい?」

『いいけど......速いからね』

仁「どこ行くんだ?」

楓「ファミレスでよくね?」

咲「賛成......」

桜「じゃあ行こう!」

『僕先に行く......』

ブンブーン

僕は柊が乗ったのを確認してすぐに走らせた

ファミレスについてスパゲッティーってやつを食べて帰った

(ファミレスの部分はめんどくさいので省きますwすみません)