「ナンパについてくとかありえねー。自意識過剰かよ」


振り向くと、呆れたようなバカにしたような顔で一ノ瀬がたっていた。



うーわっ、今の会話聞かれてたんだ。

最悪……。


でもなんで一ノ瀬にそんな事を言われないといけないの?!


「そんなにおかしな事かな~?」


それでも流石私。

怒りを全く出さずに笑いながら受け流す。



「ああ、あとさ。その笑い方キモいから。」


一ノ瀬は無表情で悪態を追加してきました。


「はぁ?」


せっかく堪えた私の努力は水の泡に。


「一ノ瀬くん、放課後資料室の前の廊下に来てくれる?」



思いっきり喧嘩売っちゃってました。
てへぺろっ☆