「アヤのバカァ~...!」
私は、机のしたで、
アヤの脛を蹴る。
あの、弁慶も泣いた、脛だ。
アヤは、涙目で、抵抗する。
「でも...」
アヤが、私に蹴られたスネヲ撫でながら、
思い出す。
(たしか、市原先輩もコトのこと...
まぁ、面白いから、黙ってよっと!)
なぜ、こんなにもアヤは、
ご機嫌なのだろうか?