「いやぁ~、コトがそんなに、
鈍感だったとは...」
「前にも、そんな台詞聞いた」
私は、頬を膨らませながら、
手元の布を縫う。
前回の続きで、
芸術祭には、
バックや小物などを、展示する。
「あ~あ、
せっかく私が、先輩立ちに頼んだのに~」
「え?」