次の日、案の定学校に行ったら私の席に4人が来た

あの3人と、そしてなっちゃん



「ほんとに最低、なっちゃんが黒瀬を好きなの知ってたんでしょ!?」


すごい剣幕の星羅ちゃん


「…百合、告白されたの?」


なっちゃんが冷たく軽蔑した目で言う



「…ごめんね」


「…最低」


こうなることはわかってた



「もうなっちゃんに近づかないで!?
ほんとぶりっ子無理」


「自分可愛いって思いすぎでしょ

残念、ゆうて可愛くないから」




「ましてや三浦とか釣り合ってないから!」



そう吐き捨てて、4人は離れて行った


まわりに三浦がいないことを確認して安心した

好きな人にかっこ悪いとこなんて見られたくない



あーあ、これでこれから1人だ


もう昨日のうちに十分覚悟はしてたから、

だから大丈夫



…ごめんね、なっちゃん