恥ずかしくなってきたのでそう言うと、

もっときつく抱きしめてきた



「ぐっ」


いや苦しいわ



私の変な声を聞いて少し引いた顔をするこいつ

いやお前のせいだからな



まあ緩めてくれたからよしとしよう



「…ねえ輪島」

「あ?」

あ?とか口わりいなまじで

「好きだよ」


なんとなく伝えたくなったので伝えとく


すると案の定顔を赤くし目を見開く輪島


それが面白くて、

「好きだよ、大好き。ほんとに、輪島が、蒼が好き」


と、いじり半分の本音を伝えると



「〜〜〜〜〜〜っ、」

これでもかと言うほど顔が赤くなった