ピピピッという目覚ましの音で目がさめる
「ん〜煩い」
そんな声を漏らしながらバシッと目覚まし時計を止める

「ふぁ〜〜」
目を擦りながら起きる黒木優姫

特に変わった事もなく普通に学校に行く用意をして、行くはずだったのに…

「行ってきます」
挨拶をしてからドアをガチャリを開ける

「おはよ‼︎」
「⁉︎」
急いでドアを閉める

「目がおかしくなったかな…」
もう1度開ける
「ひでーな閉めんなよ」
「なんでいんの…」
「いちゃ、悪い⁇」
「普通に悪いわ‼︎」
怒鳴った後、ついてくんなと念押ししてから歩き出す。
しかし…

「なんでついてくんのよ‼︎」
「同じ方向だし」
「ふざけんな‼︎私、ヤンキー嫌いなの‼︎」
「俺はお前が好きだから一緒にいたい」
恥ずかしげもなくいう男白木優輝

「めんどくさいやつ…」
ポツリと呟く…
「とりあえず、なんにしろ私はあんたが嫌いだ‼︎」
「俺は好き」
「あーもー、黙れ‼︎私はヤンキーに好きだと言われても不愉快だ」
そう言って目の前にあるコンビニに入る。

「ごめん、待たせた…」
「大丈夫だよ〜」
ふわっと笑ってくれる女、黒木優姫の友達の朝霧桜
桜はふわふわした天使みたいな子で女子からも男子からも人気がある。

「随分お疲れだね⁇」
「あー、朝から変態に絡まれて…」
「えっ、大丈夫⁇」
心配する桜
「大丈夫では、ないかな今後ろにいるし」
「後ろって…白木くん?」
「そー、朝から出待ちされてた…」
「愛されてるね」
ニコニコしている桜
「いや、全く嬉しくない」
ため息をつきながら、サイダーを購入
「サイダーなんて珍しいね」
「まーね」

サイダーを買いコンビニから出る。
そしてサイダーをシャカシャカをふる
「えっ⁇」
その行動に驚く桜
「くたばれ‼︎」
思ったきり優輝に向かって噴射‼︎」

「⁉︎」
驚きビショビショになった優輝
「テメェ…」
ワナワナと拳を握る

「桜‼︎逃げるよ〜〜」
「えっ?優姫ちゃん⁇」
逃げる優姫を追いかける前に優輝にタオルを差し出して、追いかける。

「ゆるさねぇ、あいつ」
ビショビショなのに楽しそうに笑う優輝だった。