『うる、さい!!………ふぅ…大丈夫、大丈夫』






激しい痛みにより、私の意識は回復してきた。






「ってめぇ!!!」






『触らないで』






再び襲いかかろうとする古高の腹を蹴ると、お腹を抑えてうずくまった。
そんな彼の腕を後ろで縛った。






『ぅ……はぁ…古高補佐、完了』






「くっ」






乱された着物を正すと、山崎さんのいる所へ向かって古高を預けた。