「おまっ、女だったのか…?」






は?そこ?






私は古高が抵抗するのかと思っていたためにとても驚き、声も出なかった。






「いや〜……長州の輩がこんなべっぴんさんを寄越すなんてな。ささ、中へどうぞ」






『は?』






中へどうぞだって?馬鹿なの?敵を中に入れるやつがあるか。
いや、こいつの作戦か?だったら乗ってやろうじゃないの。






『あっ…すみません。お邪魔します』