『今までの経験上、黒の桜華になるのは心の安定度かも。極度な情緒不安定だったりすると無意識のうちに暴れてたりしてた……』





「へーー、まぁ俺なら白の桜華っつー存在があったら何でもできそうで心強いけどな」





祐が何気なく言った言葉が大ヒントになった。





『それだ』





「あ?」





『それだよ祐!!天才だね!!尊敬したよ!!』






「え?あ、あぁ。ん?」