*‧・❁˚.・*❁*‧・❁˚yabuki.・*❁*‧・❁˚.・*❁
なんだったんだろう、昨日のことはちゃんは。
「………」
いつもなら他人の事なんかどうでもいいと思って無視するのに、なぜか気になる。
それに、先程のことはちゃんのくるなさんに対しても何か変だった。
(う――ん)
ことはちゃんはまだ元気なさそうだし。
「仲良さそうな姉妹だな」
妹はいたけど、お互いに話す事などなかったしそもそも興味ないから接した事は一度もなかった。
いや、でも一度だけ…。
やはり兄妹ってもっと仲良しみたいなものだろう。
「矢吹くん」
「くるなさん?」
と、突然くるなさんが俺に話し掛けてきた。
「どうしたんですか?」
いったいなんの用だというのだろうか。
「あ、別に敬語じゃなくていいよ」
「ああ、そうだね」
普段からよそよそしい他人行儀な態度で接しいるから、敬語だと興味ない事に変に思われないから敬語で話す事多いけど、ここは家族だから色々難しかったりする。
仮面家族だったらまだ楽だったのに、ここは仲良しみたいだからそうもいかない。
「あのさ、矢吹くんはことはのあれ見たんだよね?」
(あれ?)
もしかして、ことはちゃんが突然変になったあれの事だろうか。
正直、なんで突然あんな豹変するような状態になったのかよく分かってない。
でも、ことはちゃんは聞いてほしくないみたいだから聞いたりしないけど。
「ああ、突然様子が変になっちゃって」
「その時、どういう状況だったの?」
その時の様子が聞きたいのだろうか?
大した事じゃないけど、危ないと言ってもコップ割ってしまった程度だけど。
まあ、聞きたいみたいだから教えるけど。
隠す必要もないから、くるなさんに状況を簡単に説明した。
「そう、そんな事が……」
「あの、なんであんな事になったんだろう?
ことはちゃんって何か病気でも持ってるの?」
「まあ、それに近いかもね。
でもパニック障害的なものなのは事実かもね」
「えっ」
「でも、もうずっと治んないのよ」
(パニック障害って……)
だとしたらあの状況に理解出来るけど、でも何に?
「………!」
もしかして………。
「血?」
ふとことはちゃんの状況にふと脳裏に思い浮かんだ単語を口にした。
なんだったんだろう、昨日のことはちゃんは。
「………」
いつもなら他人の事なんかどうでもいいと思って無視するのに、なぜか気になる。
それに、先程のことはちゃんのくるなさんに対しても何か変だった。
(う――ん)
ことはちゃんはまだ元気なさそうだし。
「仲良さそうな姉妹だな」
妹はいたけど、お互いに話す事などなかったしそもそも興味ないから接した事は一度もなかった。
いや、でも一度だけ…。
やはり兄妹ってもっと仲良しみたいなものだろう。
「矢吹くん」
「くるなさん?」
と、突然くるなさんが俺に話し掛けてきた。
「どうしたんですか?」
いったいなんの用だというのだろうか。
「あ、別に敬語じゃなくていいよ」
「ああ、そうだね」
普段からよそよそしい他人行儀な態度で接しいるから、敬語だと興味ない事に変に思われないから敬語で話す事多いけど、ここは家族だから色々難しかったりする。
仮面家族だったらまだ楽だったのに、ここは仲良しみたいだからそうもいかない。
「あのさ、矢吹くんはことはのあれ見たんだよね?」
(あれ?)
もしかして、ことはちゃんが突然変になったあれの事だろうか。
正直、なんで突然あんな豹変するような状態になったのかよく分かってない。
でも、ことはちゃんは聞いてほしくないみたいだから聞いたりしないけど。
「ああ、突然様子が変になっちゃって」
「その時、どういう状況だったの?」
その時の様子が聞きたいのだろうか?
大した事じゃないけど、危ないと言ってもコップ割ってしまった程度だけど。
まあ、聞きたいみたいだから教えるけど。
隠す必要もないから、くるなさんに状況を簡単に説明した。
「そう、そんな事が……」
「あの、なんであんな事になったんだろう?
ことはちゃんって何か病気でも持ってるの?」
「まあ、それに近いかもね。
でもパニック障害的なものなのは事実かもね」
「えっ」
「でも、もうずっと治んないのよ」
(パニック障害って……)
だとしたらあの状況に理解出来るけど、でも何に?
「………!」
もしかして………。
「血?」
ふとことはちゃんの状況にふと脳裏に思い浮かんだ単語を口にした。