それから朝食を摂って出掛ける準備をした。
正直、気分的には外に出かける程の感情ではなかったが、くるなちゃんが連れていきたいと言うので、断ったら残念そうな顔をしそうな気がしたので行く事にした。
「くるなちゃん、お店ってどこにあるの?
普段行く方かな」
「ううん、あまり利用しない駅のあたりの方なんだよね」
「そうなんだ」
(どのあたりかな)
そんなことを思いながらくるなちゃんに付いていくと、外観からすでにかわいいお店の前でくるなちゃんは止まった。
「着いたよ、ここだよ」
「ここ?」
「かわいいお店でしょ」
「………」
見た感じシフォン系のふんわりした雑貨やお菓子が少々とゆるふわなファッションが少し売っているかわいいお店だ。
「かわいい」
「やっぱり、ことはが好きそうだと思ったよ」
「くるなちゃん、ありがとう」
お店の中には既に数人の女の子がいた。
きっと人気のあるお店なんだと思う。
「……あれ」
店内を回っていると、ある雑貨が目に入った。
「?」
それは、木の形のした目覚まし時計でまわりに動物と星がついた物だった。
私はそっと持ち上げてまじまじと見やる。
「………」
その目覚まし時計はをなんとなく見覚えがあった。
確かに普通ではあまり見た事がないデザインなのだけど…。
(どこでだっけ? 確か…)
と、その時。
「あらー矢吹くん。久しぶりね」
「こんにちは」
どこからと、聞き覚えのある声が聞こえてきたのだった。
正直、気分的には外に出かける程の感情ではなかったが、くるなちゃんが連れていきたいと言うので、断ったら残念そうな顔をしそうな気がしたので行く事にした。
「くるなちゃん、お店ってどこにあるの?
普段行く方かな」
「ううん、あまり利用しない駅のあたりの方なんだよね」
「そうなんだ」
(どのあたりかな)
そんなことを思いながらくるなちゃんに付いていくと、外観からすでにかわいいお店の前でくるなちゃんは止まった。
「着いたよ、ここだよ」
「ここ?」
「かわいいお店でしょ」
「………」
見た感じシフォン系のふんわりした雑貨やお菓子が少々とゆるふわなファッションが少し売っているかわいいお店だ。
「かわいい」
「やっぱり、ことはが好きそうだと思ったよ」
「くるなちゃん、ありがとう」
お店の中には既に数人の女の子がいた。
きっと人気のあるお店なんだと思う。
「……あれ」
店内を回っていると、ある雑貨が目に入った。
「?」
それは、木の形のした目覚まし時計でまわりに動物と星がついた物だった。
私はそっと持ち上げてまじまじと見やる。
「………」
その目覚まし時計はをなんとなく見覚えがあった。
確かに普通ではあまり見た事がないデザインなのだけど…。
(どこでだっけ? 確か…)
と、その時。
「あらー矢吹くん。久しぶりね」
「こんにちは」
どこからと、聞き覚えのある声が聞こえてきたのだった。