それから雫鈴先輩とはなぜかよくメッセージを送ってくれるけど、学校ではそんなに会わない。
そしていつの間にか休日を迎えていた。
「……はあ」
なんだかまた気持ちがむしゃくしゃしている気がする。
「もう…いや」
年に何回おきたら気が済むんだろう。
「こっとは~♪ おはよう」
「くるなちゃん……」
くるなちゃんが元気よく部屋を開けて入ってきた。
ベッドでまだ横たわっている私を見てくるなちゃんはすぐに察した。
「今日はまた機嫌の悪い日? 最近多いね。
今日はどうしたの?」
心配そうな言い方でくるなちゃんはベッドに近づき座る。
「嫌な夢見た」
「そっか」
理由を伝えても決してくるなちゃんは否定することもなく、ただ頷くだけだ。
それはいつもの事だ。
分かってくれるからまだ安心と言えるのだろう。
「それで、どうしたの?」
「うん。あのね、この前ねかわいい雑貨屋さんを見つけたの」
そういってくるなちゃんはキラキラした瞳で言ってくる。
「雑貨屋さん?」
「うん」
「それっていつもの?」
「ううん、違うの。普段あんまり行かない場所なんだけど、たまたま通ったらあったの。絶対にことは好きそうだなって思って」
「へー」
「だから誘うっと思ったんだけど、今日は無理そうかな。機嫌よくないもんね」
「…………」
くるなちゃんは体調の悪い私を見て、少し残念そうな顔をしていたので。
「いいよ、行っても」
「えっいいの? 体調良くないんじゃあ?」
「確かに体調はそんなに良くないけど、さっきよりはむしゃくしゃは良くなったから」
「そっかあ」
「体調が良くなった」と伝えるとくるなちゃんは少し安心したかのような表情を向けた。
「じゃあ待ってるね」
「うん」
もしこれが「学校一緒に行こう」とか「お昼一緒に食べよ」とか言われたら絶対に断るけど、休日だし変に言われる事はないだろう。
ただ、くるなちゃんの事を知っていて、私の事も知っている人と会わなければの話しだが。
そしていつの間にか休日を迎えていた。
「……はあ」
なんだかまた気持ちがむしゃくしゃしている気がする。
「もう…いや」
年に何回おきたら気が済むんだろう。
「こっとは~♪ おはよう」
「くるなちゃん……」
くるなちゃんが元気よく部屋を開けて入ってきた。
ベッドでまだ横たわっている私を見てくるなちゃんはすぐに察した。
「今日はまた機嫌の悪い日? 最近多いね。
今日はどうしたの?」
心配そうな言い方でくるなちゃんはベッドに近づき座る。
「嫌な夢見た」
「そっか」
理由を伝えても決してくるなちゃんは否定することもなく、ただ頷くだけだ。
それはいつもの事だ。
分かってくれるからまだ安心と言えるのだろう。
「それで、どうしたの?」
「うん。あのね、この前ねかわいい雑貨屋さんを見つけたの」
そういってくるなちゃんはキラキラした瞳で言ってくる。
「雑貨屋さん?」
「うん」
「それっていつもの?」
「ううん、違うの。普段あんまり行かない場所なんだけど、たまたま通ったらあったの。絶対にことは好きそうだなって思って」
「へー」
「だから誘うっと思ったんだけど、今日は無理そうかな。機嫌よくないもんね」
「…………」
くるなちゃんは体調の悪い私を見て、少し残念そうな顔をしていたので。
「いいよ、行っても」
「えっいいの? 体調良くないんじゃあ?」
「確かに体調はそんなに良くないけど、さっきよりはむしゃくしゃは良くなったから」
「そっかあ」
「体調が良くなった」と伝えるとくるなちゃんは少し安心したかのような表情を向けた。
「じゃあ待ってるね」
「うん」
もしこれが「学校一緒に行こう」とか「お昼一緒に食べよ」とか言われたら絶対に断るけど、休日だし変に言われる事はないだろう。
ただ、くるなちゃんの事を知っていて、私の事も知っている人と会わなければの話しだが。