「あの、くるな先輩」
「ん?」
「くるな先輩って妹さんと仲悪いんですか?」
「えっそんな事ないと思うけど」
唖桐くんは気になったから聞いただけと思うのに、彼の友達の女の子が嫌味ったらしく言ってきた。
「単なる妬みでしょ。比較され嫌われてるしね」
「…は?」
その言葉に唖桐くんは一瞬低い声で友達を睨んだ。
「えっとことはの事、気になるの?」
そういえば、この前もことはの事を知らなかった様子で聞いてきていた。
「あ、いや…その、かわいいなって思って。すごく…」
「えっ」
その時、唖桐くんはほんのりとと頬を赤くしている気がした。
「いや、確かにかわいいけどさ、くるな先輩と比べたら」
でも、唖桐くんの友達は否定するように私と比べる言い方をする。
(まただわ)
「はあ、うるさいよ。
いちいち否定するのやめろよ。うっとうしい」
「ちょっ唖桐。別にあたしは本当の事」
「はあ?」
私は少し嬉しくなった。
ことはのことを否定しない事に。
「ことはの事を否定しないんだね」
「えっだって、あの子すごいと思いますよ。
あとめっちゃかわいい」
やっぱり唖桐くんは不思議な人だ。
・*:.。❁゚・*:.。❁゚khulna・*:.。❁゚・*:.。❁
「ん?」
「くるな先輩って妹さんと仲悪いんですか?」
「えっそんな事ないと思うけど」
唖桐くんは気になったから聞いただけと思うのに、彼の友達の女の子が嫌味ったらしく言ってきた。
「単なる妬みでしょ。比較され嫌われてるしね」
「…は?」
その言葉に唖桐くんは一瞬低い声で友達を睨んだ。
「えっとことはの事、気になるの?」
そういえば、この前もことはの事を知らなかった様子で聞いてきていた。
「あ、いや…その、かわいいなって思って。すごく…」
「えっ」
その時、唖桐くんはほんのりとと頬を赤くしている気がした。
「いや、確かにかわいいけどさ、くるな先輩と比べたら」
でも、唖桐くんの友達は否定するように私と比べる言い方をする。
(まただわ)
「はあ、うるさいよ。
いちいち否定するのやめろよ。うっとうしい」
「ちょっ唖桐。別にあたしは本当の事」
「はあ?」
私は少し嬉しくなった。
ことはのことを否定しない事に。
「ことはの事を否定しないんだね」
「えっだって、あの子すごいと思いますよ。
あとめっちゃかわいい」
やっぱり唖桐くんは不思議な人だ。
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