「まだいるよ・・・桜、どうする?」

「片付けねーと後々ヤバイだろ。今のうちに、な?」

ニヤッと笑った桜。自然と私の口角も上がった。

「よしっ、ひと暴れするか」

「かーれんっ、一緒にやろ?」

「もちろんだよ。ここで怖気付いてたらダメだもんね」

3人で笑い、先に見える悪魔達に向かって駆け出した。

「Thunder shock!」

花恋の雷魔法が悪魔達に降り注いだ。叫び声をあげる間もなく灰になった。ご愁傷様です。