「今日は戦闘の依頼だったわよね。そろそろ2人も来ないと遅刻になるのに」

愛梨の言う通り、桜と花恋の2人、来るのが遅いな・・・何かあったのかな?もしかして、悪魔と遭遇したの?嫌な予感がする・・・

いやいや、考えない考えない!不穏な事は考えない方がいいの!でも・・・


「皆さん、大変です!」

いきなりゲストルームの扉が開いて息を切らした赤嶺さんが入ってきた。

「あ、赤嶺さんっ?大丈夫ですか?」

近くにいた澪が介抱する。はあはあ息を切らしていたけど、何とか回復。