桜を見送った後、教室に向かう。片山にも伝わってるのかなー。

ガラッ

うう、視線やめろー!し、しかも片山からの視線が半端じゃないんですけど?!ん?片山がドアの方-私の方に近づいてくる。

「おい、地味子。こっち来い」

私にしか聞こえないような声で耳打ちした。予鈴寸前ですよ?まあ、ここで従わないと変に思われるよね。

「は、はい・・・」

わざと怯えてる感を出した。あー、面白い!

で、来たのがお手洗い。予鈴寸前だから誰もいない。