「私達魔族は、魔界での悪魔・魔物の統治に尽力する意向ですわ」

静かに、きっぱりえりかが言葉を口にする。

「では、以後魔法界に悪魔・魔物は出現しないということでいいかしら?」

「その通りですわ」

こほんと、私は咳払い。

「では、1人ずつ意見を聞きます。まず白柳愛梨」

「はい」

私のすぐ左に座っている愛梨が立つ。

「私は、佐藤えりかの意向を尊重します」

「そう。では、宮下桜」

「おう。私も白柳と同じだ」

「では、花園澪」

「はいっ。私も、お2人と同じです」

「最後に、涼宮花恋」

「は、はい。私も、同意見・・・・・・です」