「えーと、気にしてないから大丈夫。それに、媚売らないで謝ってくれる方が嬉しいしね」

前半は普通に、後半はこっそり耳打ちした。驚いた表情になる内藤さん。

「これからもよろしくね、内藤さん」

「は・・・・・・はいっ。よろしくお願い致します!」

今までの焦った表情は消え、柔らかーい笑みを浮かべた。

「さてっと、この勝負はミューナの大勝利ーーーー!!!!」

私が思いっきり右手を天高々と掲げた。しーーーんと、静まり返る場内。一瞬の沈黙、そして-

「「「「「「わあああああああああっっっっっっ!!!!」」」」」」

ミューナの生徒から雄叫びがあがったのでした。

end・・・・・・

注意! あとがきに重大(?)発表あり!!!!