「逆に聞くよ。えりかは・・・・・・魔族は悪魔の何を知ってるのさ」

「それは、そうですね。悪魔は、貴族のことを恨み私たち魔族を慕っていますわ。そして、応援もしてくれている。それだけで十分ですわ」

ぜんっぜん、分かってないじゃん!もう、魔族ったら!

「友香、終わらせてあげろ。全てを、な」

「がんばって、友香!」

「友香、全てを終わらせるのよ」

「やっちゃえ〜っ!」

私だけじゃない、4人も真実を知っている。そして、理解したんだ。

「あの魔法を使うよ?私を怒らせちゃったバツに」

全てを今、終わらせる。