へぇ・・・・・・自ら白状してくれるなんて有難い。

「決着をつけよう。私が、終わらせてあげる」

この戦いも、魔族の企みもね。

「今の私には何も効きませんわ。私には悪魔達がいるんですもの!」

「でも悪魔に対しての攻撃を請け負ってどれだけもてる?」

「・・・・・さあ、始めますわ」

弱みを悟られないようにしたのかな?
反論をしても意味がなく、逆に不信感が増すだけだと、考えたんだね。

「ふふっ、優香は悪魔の何を知ってるんですの?私たちの下僕である悪魔の」

その言葉、そっくりそのまま返すよ。魔族のくせに、悪魔の気持ちを理解していないなんて・・・・・・遠回しの、愛情みたいなものなんてダメなんだから。