「なら、勝負あるのみですわ!」

「そうだねー」

「人間と魔族、どちらが秀でているか。勝負ですわ」

「もちろんだよー」

そして、私達は戦闘態勢に入った。

「司会の人ー、お願いがあるんだけど。今、発表?してよ。私たちの戦いの開幕ってことで!」

「は?は、はいっ」

司会の人はこほんと咳払いをする。

「そ、それでは、No.5佐藤えりかVS第一王女友香(様)の戦闘を開始します。れでぃーふぁいっ!」

そして、人間の誇りと名誉を、魔族の地位と栄誉にかけての、戦いが始まった。

「いざ、勝負開始っ!!!」