「私の属性は月・・・・・・だからこそ、出来ることってあるの!」

私は、入口に向かって駆け出した。そこには、悪魔達が群がっている。だって、結界を張ったからね。容易にここに入らせるわけにはいかないからね!

「さあ、いくよ・・・・・・いでよ、我が使い魔熾天使ソフィア!」

私の体から、ぱああっと光が溢れ出して1人の天使が現れた。

「お呼びでしょうか」

「この悪魔達をなるべく傷つけずに倒せない?」

「了解しました」

綺麗な霞のような服をなびかせ、熾天使ソフィアは悪魔達に突進した。

「悪魔よ、去れ」

透き通る、その一言で。悪魔達は転送された。しかも全員。

「終わりました」

「ありがと。さあて、えりか」

私はえりかの方に戻る」