「あら?そういえば。戦闘魔法少女会のみなさんは、脱落してしまいましまわね!有口無行(ゆうこうむこう)ですわね」

「は?誰が4人だけっつったっけ?」

「え?」

桜ったら、考えてるじゃん。

「誰も、4人だけとは言ってねーぞ。お前の単なる想像」

「で、でも他に誰が」

「あ?今にわかる」

桜、私の出番作ってくれてんじゃん。ありがとー。

「そーだなぁ〜。王女って言ったら、わかるかなぁ」

わざと、大きな声で。私は、そう叫んだ。

「ゆ、優香・・・・・・?」

私は今、えりかの死角になる場所にいる。だから、気づいてない。

「なぜですの!ブラックホールに飲み込まれたはずですのに」