「わあっ・・・・・・びっくりしたぁっ」

そんなに急にこないでよ!びっくりするじゃん!

「あら、私は真剣ですわよ?宣言はしたはずですのに。Dark ball」

あ、初っ端から使っちゃう?ま、いっか!

「私だって、負けてらんないからねっ。Light ball」

これなら大丈夫!玉はそれぞれ相手の玉とぶつかり合い、破裂する。

「考えましたわね。では、これではどうでしょう。Dark night」

あれ、闇夜を出してきたかー。なら、これはどう?

「Sunrise!」

光に関係するものなら、なんでも出せるんだから!闇夜には朝日だよ。

私の頭上を多い覆いそうになっていた暗い何かが、私から出てきた綺麗な朝日の光にかき消された。

「優香、頭を使う方ですの?」