「おー、そんなに自信あんのか。じゃ、思いっきり叩き潰してやろうか?」

次にステージに上がったのは、桜。花恋がやられたら、ミューナの殆どの人が棄権するはず。

「そ、それではよろしいでしょうか」

緊張気味になって、声が上ずっちゃってるよ・・・・・・司会者、ガンバ!

「れ、れでぃーふぁいっ」

「Fire dance!」

司会者の掛け声と同時に、桜は魔法を出した。うわ、魔力詰め込みすぎ・・・・・・威力が半端じゃないよ。お願いだから、ブチギレないでね!

「そんなたたが上級魔法で、私を倒せるとでも?」

えりかは1歩後ろに下がり、地を蹴った。

「いでよ、闇騎士・・・・・・Dark Knight!」

えりかの周りに魔法陣が現れ、風が吹き荒れた。って、強い強い!スカートがぁぁっ!