ぴっと音がして通話が切れた。つーつー・・・・・・と音が、無駄に静まり返った部屋に響く。
えりかの家が、魔族とは考えにくい。でも、あの魔力はまるで人間じゃなかった。悪魔と言うなら納得はできるし。でも・・・・・・
「まだ、決まったわけじゃないんだから!」
自分に言い聞かせるようにしてソファに倒れ込んだ。
「もしもえりかが魔族なら、愛梨達を倒そうとするはず。この上ない、千載一遇のチャンスは-」
そして小さく、呟く。
「-明日」
えりかの家が、魔族とは考えにくい。でも、あの魔力はまるで人間じゃなかった。悪魔と言うなら納得はできるし。でも・・・・・・
「まだ、決まったわけじゃないんだから!」
自分に言い聞かせるようにしてソファに倒れ込んだ。
「もしもえりかが魔族なら、愛梨達を倒そうとするはず。この上ない、千載一遇のチャンスは-」
そして小さく、呟く。
「-明日」