「あ、あの皆さん?」

えりか本人でさえ戸惑っている状況だ。そのことに気づかないパンダ達は、ひたすら私に近づけさせる余地を与えないように頑張っていた。

「ふふっ、面白い子達ね」

こんな言葉しかでないなぁ。だって面白いんだもん?仕方ないでしょ、真実なんだから!

「皆さん、私には優香がいますので・・・・・・」

控えめに告げるえりか。でも、パンダ達は余程私に近づけさせたくないのか・・・・・・

「えりか様ぁ。素晴らしい戦いぶりでした!」

「尊敬しますぅ」