「ごめんなさいませ、優香。私のせいで」

「ち、違うよ!?私がこんなだから悪いんだし。自業自得だよ」

・・・・・・今度お父様に地味子やめさせるように説得しよ。

「で、ですけれど・・・・・・」

「それでは全員揃いましたので、魔法対決1日目を始めたいと思います!」

ちょうどその時、アナウンスが流れ出した。

「今日は個人戦の予定でしたが、急遽ダブルスに変わりましたことをここでお伝えします!」

え?つまり、私はえりかとペアを組んでるから・・・・・・えりかとダブルスに?!

「優香、頑張りましょうね」

「うんっ。私、足引っ張んないように頑張るから!」

私の言葉に笑顔を見せるえりか。