「もう、私は、湊を信じることができない。さよなら。」



「う、さぎ…!!この通り!」


後ろを振り返ると、土下座をしていた。


片手にずっと欲しかった高いネックレスを持って。



「これ、どうしたの…。」



「うさぎ、いつもこの店の前で、見てただろ…。俺からの…愛のプレゼント。」



あいつ…。キザなこと言いやがって…!


「もう、あんなことしたら、許さんからね!」



私は、彼に飛びついた。


「本当、ごめん!でも、今、めっちゃ嬉しい。」


end