「……っ!!!???」



自分が服を着ていない事に気がついた。

焦る澪和。


御影は「すまない」と言い、澪和の下着が置いてある寝室の隅を指さした。


澪和は動揺していたが、次第に自分が倒れた時のことを思い出す。



「…先輩、すみません。迷惑かけて」



御影がここまで運んできてくれたのだ、と理解する。

御影は顔を赤らめながら、



「…左様なこと」



恥ずかしそうに目をそらした。