モテるだけでなく、実は物凄くチャラい…。


「よ、よろしく…」


精一杯の愛想笑いをして隠れて小さなため息をついた。


「俺勉強とか苦手だから、授業中話しかけちゃうかもだけど、許してね☆」


そう言って手を顔の前で合わせる…武田君。


もちろん発言通り、授業の度に話しかけてきては答えての繰り返し。


最初はウザったるい存在だったけど、話してくうちにそうでもないのかな?


って思うようになった。