美優と貴慶が鶴見に戻る頃には、やはり放火ではないか…と捜査をしていた警官からの説明があった。 貴慶が鶴見ベースに戻ると、内部が全焼している。 バイクも丸焦げで、 「こら仕事にもならんけど、寝泊まりもあかんな」 リサのスナックに行くと、 「いったい誰が火つけたんだろうねー」 と、貴慶の火の始末を知るリサや寿司屋の大将なんぞは、放火しか疑っていなかった。 「で、寝る場所は?」 「当座はホテル暮らしかなと」 「だったらうちに泊まりなさい」 リサが言った。