理想の形だけじゃ
 本音で吐き合えない
 
 君はそういって ずっと
 あいまいな 僕を
 責め続けた

 価値観の
 違いも

 環境の
 違いも

 刻み続ける時間の中で
 いつか 自然に
 溶け合えると思っていた

 固定観念に縛られて
 知らぬうちに
 理想に支配されていたこと
 いまさら気づいても
 遅いけれど
 
 僕は確実に
 君にずっと
 支配されていたい