学校は家から電車で30分、まぁ近いかな?
校則は厳しいけど友達といれば別に気にならない。

「伶奈~!!」

学校までの道を歩いてると友達の利絵が近寄ってきた。

「伶奈昨日どうだったの?」

私のつぶやいたーを見たんだろう、利絵は心配そうに聞いてきた。
事細かに説明し、やっぱり泣きそうになった。

「ってことで、別れたの・・」

「最悪、そんなの別れてよかったよ。今日から新しい恋を探そう!ね!」

私は少しうなだれながら一緒に学校へ行った。

校門には人がたくさんいて教室発表が張り出されてた。

私たちの学校は理系、文系、体育系で分かれていて主に運動部が体育系にいる。

「私は文系二組だ!利絵は?」

「理系一組・・またか!!」

教室にはすでに何人か友達が座っていた。

「よ~」「伶奈泣いたの~?」「顔がwww」

などなど馬鹿にされながら席に着く。

私、優斗、蒼ちゃん、拓海の男女4人でいつもいる
あ、利絵はクラス違うから学校ではあんまり一緒にいないの・・・
って誰に言ってんだか