「うん、出るよ。大分体ましだし」


私は素っ気なくそう返して頭にある葉っぱをとった。








「ん。そうか。なら戻るか!」



さっきのニタニタ顔はどこへ行ったのやら、今は真顔で素っ気ない。












.........なんなのこの人。苦手。












私の吉岡くんに対する思いはそんな感じだった。