総司の見つめる世界は果てしなく遠くて……。


病室の窓から、暗くなった空を見上げる。


花桜……舞……そして敬里君。
どうか無事で。


私はこの遠い空の下で、
総司と山崎さんを守りながら、祈り続けるから。

見守り続けること。
それは今の私にとっての戦いだから。

皆、一緒に戦ってる。
それだけは忘れないで……。