福良にて斎藤さんたちと一度合流した土方さん。

それでもまだ本格的に前線で戦うことは難しく、
後方支援を中心とした形だった。

様々な情報をもとに、指揮が低迷しそうな宿陣に、
酒を送って、酒宴を開いて。



そんな心配りを繰り返しながら、
戦いの舞台は母成峠へと移っていくのだった。


会津藩兵主力を主力として、二本松・仙台・唐津・伝習第一・第二大隊、
そして新選組を加えた旧幕府軍800名ほど。

それに対して、二本松に集結した新政府軍は3000名余り。





会津での戦火は益々激しくなっていくのだった。