「ええ!こんな広いのに一人暮らしなの?」






え、朔夜って金持ち…?






「あぁ…だからほとんどの部屋は使ってない好きな部屋を使えばいい」






「ありがとう…なら少しの間お世話になります」






こんなにあっさりと知らないやつを家に住まわせちゃってもいいのかな?






「両親は心配しないの?」






「あぁ、親いないから…それにいまの保護者は放任だし」






「あ、ごめん…」






嫌なこときいちゃったかな…






「別に気にしてないからいい」






こうして私が朔夜の家に居候することが決まった






「一緒に住む上で条件が一つある。俺の部屋には入るな、それだけだ」






「わかった」






勝手に部屋に入られたら誰だって嫌だもんね
逆に条件がそれだけでもいいのかな?
もっとあれはするなーとかあってもいいとおもうんだけど…






「一応ほかの部屋にも家具はそろってるから好きな部屋つかえ」






「誰かと住んでたの?」






「いや、よく仲間が泊まりに来るから用意してるだけ」






仲間?なんかチーム的なものかな…
部活とか…ではなさそう






朔夜とっても色白いし、てか女の私より白いし、逆に病気じゃねってくらいしろいし、運動部とかではなさそう